<リネン生地のメリット>
●夏にも冬にも
リネン生地は吸収性・発汗性に優れ、汗をかいてもベトつきが少なく、
夏は素肌に着て気持ちよく、
冬は保温性にも優れ、重ね着をしても着ぶくれしません。
繰り返しになりますがリネン生地の最大のメリットは着心地です。
●発色が良い
亜麻独特の光沢が生地の発色を良くしてくれる利点もあります。
運動向きの生地といえます。
<リネン生地のデメリット>
●耐久度が低い
とても着心地が良い分耐久性が低く、繰り返しの洗濯により少々伸びたり、摩耗により生地の脱落が起きます。
耐久度に関しては綿麻生地の方が高いので耐久度重視の方は「綿麻製作」のページをご確認ください。
●シワになりやすい。
メリットでお話しした「水にぬれると強度を増す。」はシワにも影響を及ぼします。洗濯機で強く脱水をかけると半乾きの状態で低温のアイロンをかける等の処置をしないと強いシワが残ります。
ただ当店のカンフーパンツは基本的に
「シワシワ」の状態での着用をおススメしていますので
アイロン等は基本的に不要だとお考えいただいて結構です。
●濡れるとごわつく
これもメリットの「水にぬれると強度増す。」から来るものですが
当店の布は少々汗をかいた程度では
運動を阻害するようなごわつきは見られません。
●白っぽく色が抜けてくる。青系の色が変色する。
これは磨耗(フィブリル化)及び汗と紫外線(酸化)の影響なのですが
磨耗に関しては使用しないことくらいしか対策がありません。
ネットに入れて洗濯し、直射日光に当てず陰干しにすると色が長持ちします。
(洗濯・使用することで生地がどんどん柔らかく着心地も良くなっていくので、「変化による味わい」とお考えいただくと良いのではないかと思います。)
以上でメリット・デメリットでした。
<ネップ>
リネン生地はところどころ表面にネップと呼ばれる“糸かたまり”が見られます。
↑↑↑ネップ画像↑↑↑
このような「糸のかたまり」が商品に見られても
あまりにも目立つものをのぞいては
自然な風合いを残したまま製作しています。
返品理由の「不良」には当たりませんので、予めご了承ください。
気になる方は予めコメント欄よりご相談くださいませ。